こんな症状でお困りではありませんか?
朝、起きて最初の一歩を踏み出すときに、かかとに鋭い痛みが走る
しばらく座っていたあと、立ち上がった直後にかかとや足裏が痛む
かかとの内側から土踏まずにかけて、押すと痛みがある
立ち仕事や歩く時間が長い日の夕方に、足裏の痛みが強くなる
ランニングやウォーキングを再開したら、かかとが痛くて続けられない
足底腱膜炎は、かかとの骨から足の指の付け根に向かって扇状に広がる「足底腱膜(足底筋膜)」に、繰り返しの負担がかかることで痛みが出やすくなる状態です。足の裏には、歩くたびに体重を受け止め、土踏まずのアーチを保つ役割があり、日常生活のほとんどの場面で使われる組織のため、痛みを感じながらも「そのうち楽になるだろう」と過ごしてしまう方が少なくありません。
要町駅近リカラダ整骨院では、足底腱膜炎によるかかとの痛みに対し、痛みのある部分だけを見るのではなく、ふくらはぎや足首の硬さ、足のアーチの状態、立ち方・歩き方のクセ、お仕事や運動での足の使われ方まで丁寧に確認したうえで、お身体に無理のない状態へ整えていく施術を行っています。
足底腱膜炎で考えられる背景
■ 立ち仕事・歩行量・運動量の増加による繰り返しの負担
長時間の立ち仕事や、急に歩く距離・走る距離を増やしたときなどは、かかと付近の足底腱膜に体重の負荷が繰り返しかかります。回復が追いつかない状態が続くと、腱膜の付け根に負担が積み重なり、朝の一歩目や動き出しに痛みが出やすくなると考えられています。
■ ふくらはぎ・アキレス腱まわりの柔軟性の低下
ふくらはぎの筋肉やアキレス腱が硬くなると、足首が曲がりにくくなり、歩くときに足裏の腱膜が引っ張られる場面が増えます。足裏そのものだけでなく、ふくらはぎの状態が症状の出やすさに関わっているケースも多く見受けられます。
■ 足のアーチの状態や足の使い方のクセ
土踏まずのアーチが低下している方や、逆にアーチが高く硬い方、足が内側に倒れ込みやすい方は、足裏にかかる負担が偏りやすくなります。また、片足に体重をかけて立つクセや、歩くときに足首・股関節がうまく使えていないことも、かかとへの負担を増やす要因のひとつです。
■ 不適切な靴・急な体重増加・年齢による影響
クッション性の低い靴や、すり減った靴、サイズの合わない靴を履き続けていると、足裏への衝撃を受け止めにくくなります。また、体重の増加や、40〜50代以降の組織の柔軟性の変化も、足底腱膜への負担に影響することが知られています。
院長の経験から ~朝の一歩目のかかとの痛みに悩んでいた40代男性~
飲食店の厨房で立ちっぱなしの仕事をされている40代の男性から、「2か月ほど前から、朝起きて最初の一歩でかかとに刺すような痛みが走る。仕事中も夕方になるとかかとから土踏まずにかけて痛みが強くなり、立っているのがつらい」というご相談をいただきました。
お身体の状態を確認させていただくと、右かかとの内側に明らかな圧痛があり、右のふくらはぎ全体が硬く、足首を持ち上げる動きが左に比べて制限されていました。また、立っているときに右足へ体重をのせるクセがあり、足裏のアーチも潰れやすい状態でした。
要町駅近リカラダ整骨院では、まずふくらはぎや足裏の緊張を丁寧に緩める徒手療法を行い、足首の動きを引き出しました。あわせて、立ち姿勢や体重のかけ方の見直し、仕事の合間にできるふくらはぎのストレッチ、足裏のケアの方法をお伝えしました。
週1〜2回のペースで通っていただく中で、4週間ほど経過した頃には「朝の一歩目の痛みが軽くなってきた」「夕方の足のつらさが以前ほどではない」と実感されるようになりました。その後も足の使い方を整えるケアを続け、現在は仕事にも集中して取り組めているとのことです。
ひとりで悩まないでくださいね
足底腱膜炎は、「歩けないほどではないから」「靴のせいだろう」と、痛みを抱えたまま日常生活を続けてしまいがちな症状です。しかし、負担がかかり続けたまま無理を重ねると、痛みが長引いたり、痛む足をかばうことで反対の足や膝、腰にまで新たな負担が及んだりすることもあります。
「朝の一歩目をおそるおそる踏み出すのをやめたい」「仕事中の足のつらさから解放されたい」「好きなウォーキングやランニングを、また気持ちよく楽しみたい」——そのような想いを、かかとの痛みのためにあきらめてほしくありません。
要町駅近リカラダ整骨院では、お一人おひとりの生活スタイルやお仕事、運動習慣に耳を傾け、快適に歩ける毎日を無理なく取り戻せるよう全力でサポートいたします。かかとの痛みや朝の一歩目の違和感でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
足底腱膜炎(かかとの痛み)でお悩みの方へ
― 医学的エビデンスに基づいた施術の考え方 ―
足底腱膜炎は、医学的には「足底腱膜炎(plantar fasciitis)」または「足底腱膜症(plantar fasciopathy)」と呼ばれ、足底腱膜のかかと側の付着部に繰り返しの負荷がかかることで痛みが生じる状態として研究が進められています。夜間にも続く強い痛み、足の腫れ、しびれ、外傷をきっかけとした急な痛みがある場合の判断は医療機関が担う領域である一方、学術研究では、徒手療法とストレッチ・運動を組み合わせた保存的なアプローチが、痛みや足の動かしやすさの改善に役立つ可能性が報告されています。
当院では、このような研究知見もふまえ、医療機関での診断結果を尊重しながら、ふくらはぎ・足首・足裏の緊張緩和と、立ち方・歩き方や足の使い方の見直しを組み合わせた徒手療法を中心に対応しています。
■ 徒手療法を含む保存的なアプローチは、足底腱膜炎にどう関わるのか?
足底腱膜炎に対する徒手療法の効果については、システマティックレビューやランダム化比較試験など、複数の学術研究で検証が行われています。
① 足底腱膜炎に対する徒手療法の効果を検証したシステマティックレビュー
Does manual therapy improve pain and function in patients with plantar fasciitis? A systematic review
掲載誌(発行年)・著者:Journal of Manual & Manipulative Therapy(2018)/Fraser JJ, Corbett R, Donner C, Hertel J./システマティックレビュー/エビデンスレベルI
論文リンク:https://doi.org/10.1080/10669817.2017.1322736
足底腱膜炎に対する徒手療法を検証したランダム化比較試験7件をまとめて分析したレビューです。ストレッチや運動、物理療法などと比べて、徒手療法を加えたグループでは、4週間から6か月の間で足の機能や圧痛の指標に、より大きな改善が見られた研究が多いと報告されています。一方で、効果の大きさは研究ごとにばらつきがあり、徒手療法だけに頼るのではなく、通常のストレッチや運動と組み合わせることが望ましいとも述べられています。
② 徒手療法と運動の組み合わせを、電気などの物理療法と運動の組み合わせと比較したランダム化比較試験
Manual physical therapy and exercise versus electrophysical agents and exercise in the management of plantar heel pain: a multicenter randomized clinical trial
掲載誌(発行年)・著者:Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy(2009)/Cleland JA, Abbott JH, Kidd MO, Stockwell S, Cheney S, Gerrard DF, Flynn TW./ランダム化比較試験(RCT)/エビデンスレベルII
論文リンク:https://doi.org/10.2519/jospt.2009.3036
かかとの痛みのある60名を、徒手療法とストレッチなどの運動を組み合わせたグループと、電気刺激などの物理療法と運動を組み合わせたグループに分け、4週間・計6回の施術で比較した複数施設のランダム化比較試験です。徒手療法と運動を組み合わせたグループのほうが、痛みや足の機能の改善が大きかったと報告されており、運動だけでなく、体に直接アプローチする徒手療法を組み合わせる意義が示唆されています。
③ ふくらはぎ・足裏の筋肉への徒手療法とセルフストレッチの組み合わせを検証したランダム化比較試験
Effectiveness of Myofascial Trigger Point Manual Therapy Combined With a Self-Stretching Protocol for the Management of Plantar Heel Pain: A Randomized Controlled Trial
掲載誌(発行年)・著者:Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy(2011)/Renan-Ordine R, Alburquerque-Sendín F, de Souza DP, Cleland JA, Fernández-de-Las-Peñas C./ランダム化比較試験(RCT)/エビデンスレベルII
論文リンク:https://doi.org/10.2519/jospt.2011.3504
かかとの痛みのある方を、ふくらはぎや足裏の筋肉のこりの部分(トリガーポイント)への徒手療法とセルフストレッチを併用するグループと、セルフストレッチのみを行うグループに分けて比較したランダム化比較試験です。徒手療法を加えたグループのほうが、短期的な痛みや機能の改善において優れた結果が得られたと報告されています。
■ なぜ徒手アプローチが症状の緩和に役立つのか?
足底腱膜炎の背景には、足裏そのものの負担だけでなく、以下のような身体的な要因が症状の出やすさに影響していると考えられています。
- ふくらはぎ・アキレス腱まわりの柔軟性低下による足底腱膜への牽引ストレス
- 足のアーチの低下や足首の動きの制限による、かかとへの負担の集中
- 立ち方・歩き方のクセや、片足に偏った体重のかけ方
- 立ち仕事・運動量の増加、靴の状態による足裏への繰り返しの負荷
徒手療法によってふくらはぎや足裏の筋緊張を緩め、足首の動きを引き出すことは、足底腱膜にかかる引っ張りの負担を軽減することにつながります。これに立ち方・歩き方の見直しや、ストレッチなど日常でできるセルフケアを組み合わせることで、かかとに痛みが出にくい状態を整えていくことができます。
■ 当院の施術の特徴
- ふくらはぎ・足裏の筋緊張への丁寧な徒手アプローチ
- 足首・足部の動きを引き出すための施術
- 立ち方・歩き方のクセの評価と、改善に向けた運動指導
- お仕事や運動習慣に合わせたストレッチ・セルフケアのご提案
■ 医療機関での検査と併せて、身体面からのサポートを
夜間にも続く強い痛み、足の腫れやしびれ、外傷をきっかけとした急な痛みがある場合は、まず整形外科等の医療機関での検査を受けていただくことが大切です。そのうえで、ふくらはぎや足裏の緊張、足の使い方のクセを整えることは、症状と付き合いながら日常生活や仕事、運動を続けるための助けになり得ます。「朝の一歩目の痛みを何とかしたい」「また気持ちよく歩きたい」という方は、お一人で抱え込まずにご相談ください。
- 強い夜間痛や腫れ、しびれを伴うかかとの痛みは、まず医療機関での検査が基本となる
- 徒手療法とストレッチ・運動の組み合わせは、複数の研究で足底腱膜炎の症状改善に関わる可能性が示されている
- ふくらはぎ・足裏への徒手アプローチ+足の使い方の見直しの組み合わせが再発予防に有効
かかとの痛みや朝の一歩目のつらさでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
