こんな症状でお困りではありませんか?
顔の片側に、電気が走るような鋭い痛みが突然起こる
洗顔・歯みがき・食事・会話など、ちょっとした刺激で頬や口元にビリッとした激痛が走る
頬や顎、こめかみの決まった場所に触れると痛みが誘発される
冷たい風に当たったり、気温が下がったりすると痛みが出やすくなる
病院で検査を受けても原因がはっきりせず、いつまた痛みが起こるかわからない不安を抱えている
顔の痛みは、腰や肩の痛みとは違い「命に関わる病気ではないか」「歯の治療が必要なのでは」と、余計に不安を大きくしてしまいがちです。すでに医療機関を受診し、脳や神経の検査で異常が指摘されなかった、あるいは投薬でコントロールをしながら生活されている方も少なくありません。
要町駅近リカラダ整骨院では、三叉神経そのものへの医学的な処置は医療機関の領域であることを前提としたうえで、顔の痛みを引き起こしたり悪化させたりする一因となりやすい、顎関節まわりの筋肉の過緊張や頚椎(首の骨)のアライメント、日常の姿勢のクセにも目を向け、身体の状態を整えるお手伝いをしています。
院長の経験から ~長引く顔の痛みと肩こり・食いしばりに悩んでいた40代女性~
会社員として長時間のパソコン作業をされている40代の女性から、「数か月前から右頬から顎にかけて、風が当たっただけでビリッとした痛みが走るようになった。神経内科では大きな異常はないと言われ、お薬をいただいているが、肩こりや食いしばりも強く、日中もずっと気を張っている状態がつらい」とのご相談をいただきました。
お身体を確認させていただくと、右側の咬筋(かむときに使う筋肉)とこめかみ周辺の側頭筋が硬く緊張しており、押すと痛みが顔の広い範囲に広がるように感じられました。また、長時間のデスクワークで頭が前に突き出るような姿勢が習慣化しており、首の後ろの筋肉(後頭下筋群)も強くこわばっていました。日中の緊張から奥歯を強く食いしばるクセもあり、顎関節や咀嚼筋に慢性的な負担がかかっている状態でした。
当院では、まず咬筋・側頭筋など咀嚼に関わる筋肉と、首まわりの筋肉への丁寧な徒手アプローチから始め、過緊張をやわらげることからスタートしました。あわせて、パソコン作業中の姿勢を見直していただき、1時間に一度は肩と首をゆっくり動かす習慣や、食いしばりに気づいたときに顎の力を抜く意識づけもお伝えしました。
週に1回のペースで通っていただく中で、3週間ほど経過したころから「風が当たっても以前ほどビリッとしなくなった」「夕方の肩こりが軽くなった」というお声をいただくようになりました。医療機関でのフォローを継続していただきながら、当院では顎関節・頚部の緊張緩和とセルフケアの定着を中心にサポートを続けています。
ひとりで悩まないでくださいね
顔の痛みは、いつどんな刺激で起こるかわからない不安から、会話や食事、歯みがきといった日常のささいな動作にまで気を配りながら過ごすようになり、心身ともに大きな負担がかかります。「また痛みが出るかもしれない」という緊張状態が続くこと自体が、顎や首まわりの筋肉をさらに緊張させ、悪循環につながってしまうことも少なくありません。
「気兼ねなく食事を楽しみたい」「人と話すときに痛みを気にせず過ごしたい」「毎日を穏やかな気持ちで過ごしたい」——そのような当たり前の願いを、顔の痛みのせいで諦めてほしくありません。
要町駅近リカラダ整骨院では、医療機関での診断・治療を大切にしていただきながら、日常生活や姿勢のクセ、噛みしめの習慣などを丁寧にお聞きし、身体面からできるサポートを一緒に考えていきます。顔の痛みや緊張に不安を感じている方は、我慢せずにお気軽にご相談ください。
三叉神経障害(三叉神経痛)で考えられる背景
■ 血管などによる三叉神経の圧迫・興奮性の亢進
三叉神経障害の代表的な原因のひとつに、脳の中で三叉神経の根元近くを血管が圧迫し、神経が過敏な状態になることが挙げられます。このようなケースの診断や、投薬・手術といった医学的な対応は医療機関(脳神経内科・脳神経外科)の専門領域となるため、強い痛みが繰り返し起こる場合は、まず医療機関での検査を受けていただくことが大切です。
■ 顎関節・咀嚼筋群の過緊張とトリガーポイント
咬筋や側頭筋など、ものを噛むときに働く筋肉に慢性的な緊張やしこり(トリガーポイント)ができると、その刺激が顔面の広い範囲に痛みとして感じられることがあります。食いしばりや歯ぎしり、片側だけで噛むクセなどが続くと、顎関節まわりの筋緊張が高まりやすくなります。
■ 頚椎・後頭下筋群の緊張による影響
三叉神経は延髄から脊髄上部にかけて広がる神経核ともつながりがあるとされ、首まわりの筋肉の緊張や頚椎のアライメントの乱れが、顔面部の感覚に影響を及ぼす可能性が指摘されています。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で頭部が前方に突き出た姿勢が続くと、首や後頭部の筋肉に慢性的な負担がかかります。
■ 猫背・ストレートネックなど姿勢の乱れによる慢性的な負担
猫背やストレートネックの姿勢は、頭部の重みを支えるために首や肩、顎まわりの筋肉を常に緊張させた状態にします。この状態が続くと、顔面まわりの筋肉や神経への刺激が積み重なりやすくなり、痛みが出やすい下地をつくってしまうことがあります。
■ ストレス・自律神経の乱れによる痛みの感じやすさへの影響
強いストレスや睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが乱れ、痛みに対して敏感になりやすいことが知られています。顔の痛みへの不安そのものが緊張を強め、筋肉のこわばりを介して痛みを感じやすい状態を維持してしまうケースも見られます。
三叉神経障害・三叉神経痛でお悩みの方へ
― 医学的エビデンスに基づいた施術の考え方 ―
三叉神経障害(三叉神経痛)は、血管による神経の圧迫など医学的な原因が背景にあることが多く、診断や投薬・手術的な対応は医療機関が担う領域です。そのうえで近年の研究では、顎関節まわりの咀嚼筋や頚部の筋緊張(筋筋膜性のトリガーポイント)が顔面部の痛みに関与し、それらに対する徒手的なアプローチが症状の緩和に役立つ可能性が報告されています。
当院では、このような研究知見もふまえ、医療機関でのフォローを大切にしていただきながら、顎関節・咀嚼筋・頚部の緊張緩和と姿勢の見直しを組み合わせた徒手療法を中心に対応しています。
■ 顔まわりの筋肉へのアプローチは、顔面の痛みにどう関わるのか?
顎関節や咀嚼に関わる筋肉のこわばり(筋筋膜性トリガーポイント)は、三叉神経の支配領域と重なる顔面の広い範囲に痛みを感じさせることがあり、近年、こうした筋肉への徒手的なアプローチの有効性が研究されています。
① 口腔顔面領域の筋筋膜性トリガーポイントに対する徒手療法の効果を検証したシステマティックレビュー
Effectiveness of Manual Trigger Point Therapy in Patients with Myofascial Trigger Points in the Orofacial Region—A Systematic Review
掲載誌(発行年)・著者:Life(2023)/Müggenborg F, de Castro Carletti EM, Dennett L, et al./システマティックレビュー(RCTのみを対象)/エビデンスレベルI
論文リンク:https://doi.org/10.3390/life13020336
口腔顔面領域に筋筋膜性トリガーポイントを持つ方を対象とした4件のRCTを対象に、徒手的なトリガーポイント療法の効果を検証したレビューです。含まれた研究の質は全体として高くないと評価されていますが、徒手療法によるトリガーポイント療法は、無治療のコントロール群と比べて痛みの軽減に有効であり、他の保存的な施術と比べても同等に安全で効果的であったと報告されています。顔まわりの筋肉への徒手的なケアが、選択肢のひとつとなり得ることを示す研究です。
② 三叉神経痛に伴う顔・顎の痛みに対する徒手療法プログラムの効果を検証した後ろ向き研究
Physical therapy treatment for facial and jaw pain associated with trigeminal neuralgia using Systemic Manual Therapy (SMT)
掲載誌(発行年)・著者:Advances in Integrative Medicine(2025)/Halili A/後ろ向きコホート研究(多変量解析)/エビデンスレベルIV
論文リンク:https://doi.org/10.1016/j.aimed.2024.12.009
三叉神経痛に伴う顔・顎の痛みを訴える85名を対象に、複数の徒手療法プロトコルを組み合わせた施術の経過を分析した研究です。施術期間の前後を比較したところ、66%の患者で三叉神経痛または顔面痛の症状に改善が見られたと報告されています。中枢性感作(痛みに対する神経の過敏な反応)に働きかけるとされる手技を含む組み合わせが、平均を上回る改善につながったことも示されています。
③ 頚椎の問題を伴う難治性の三叉神経痛に対するカイロプラクティック(脊椎徒手療法)の経過を報告した症例報告
Conservative Management of Trigeminal Neuralgia and Degenerative Cervical Myelopathy: A Case Report
掲載誌(発行年)・著者:Cureus(2024)/Chu EC-P, Rissardo JP/症例報告/エビデンスレベルV
論文リンク:https://doi.org/10.7759/cureus.55274
薬物療法で十分な効果が得られなかった三叉神経痛と、頚椎の変性による脊髄症を併せ持つ患者に対し、頚部・胸部への低振幅・高速度の徒手調整や牽引、咀嚼筋周辺のトリガーポイントへのアプローチを行った経過をまとめた報告です。施術開始後、痛みの頻度と強さが明らかに軽減し、その効果が6か月後の経過観察でも維持されていたことが述べられています。頚部の状態が顔面の症状に関与しうる一例として、徒手的なアプローチの可能性を示しています。
■ なぜ顎関節・頚部への徒手アプローチが症状の緩和に役立つのか?
三叉神経障害・三叉神経痛の背景には、神経そのものの問題だけでなく、以下のような身体的な要因が痛みの感じやすさに影響していると考えられています。
- 咬筋・側頭筋など咀嚼筋群の過緊張とトリガーポイントによる顔面への関連痛
- 頚椎のアライメント不良や後頭下筋群の緊張による神経系への慢性的な刺激
- 猫背・ストレートネックなど姿勢の乱れによる頭部・顔面まわりへの持続的な負担
- ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れと、痛みへの感受性の高まり
徒手療法による咀嚼筋・頚部の緊張緩和は、顔面まわりへの慢性的な刺激を軽減することにつながります。これに姿勢の見直しや食いしばりへの気づきを促すセルフケア指導を組み合わせることで、痛みが出やすい身体の状態そのものを整えていくことができます。医療機関での診断・治療と並行して身体面のケアを行うことに、この組み合わせの意味があります。
■ 当院の施術の特徴
- 咬筋・側頭筋など咀嚼筋群への丁寧な徒手アプローチによる緊張緩和
- 頚椎・後頭下筋群の調整による首まわりの負担軽減
- 猫背・ストレートネックなど姿勢の評価とセルフケアのご提案
- 食いしばり・歯ぎしりに気づくための生活習慣の振り返りサポート
■ 医療機関での経過観察と併せて、身体面からのサポートを
三叉神経障害・三叉神経痛は、医療機関での適切な診断と経過観察が何より大切な症状です。そのうえで、顎関節や頚部の緊張、日々の姿勢や噛みしめの習慣を整えることは、痛みと付き合いながら日常生活を送るための助けになり得ます。「顔の痛みで気持ちが休まらない」「肩こりや食いしばりも一緒に何とかしたい」という方は、お一人で抱え込まずにご相談ください。
- 三叉神経障害の医学的な診断・治療は医療機関の領域であり、まずは専門医への受診が基本となる
- 咀嚼筋・頚部の筋緊張への徒手療法は、複数の研究で顔面痛の緩和に役立つ可能性が示されている
- 顎関節・頚部の徒手アプローチ+姿勢や生活習慣の見直しの組み合わせが、症状と付き合う身体づくりに有効
顔の痛みや緊張、それに伴う肩こり・食いしばりでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
