こんな症状でお困りではありませんか?
走ったりジャンプしたりすると、すねの内側(下1/3あたり)がズキズキ痛む
運動を始めると痛むが、温まってくると少し和らぎ、終わると再び強く痛む
すねの骨の内側のふちを押すと、ピンポイントで激しい痛みがある
ダッシュや着地の衝撃で響くような痛みがあり、練習に集中できない
休むと一時的に落ち着くが、部活やランニングを再開するとすぐに痛みが戻る
走る・跳ぶといった動作で起こる「すねの内側の痛み」は、スポーツに励む中高生やランナーにとても多く見られる不調です。初期のうちは「少し我慢すれば走れるから」と見過ごしてしまいがちですが、負担がかかり続けることで骨膜に持続的なストレスが加わり、日常生活の歩行でさえ辛くなってしまうケースも珍しくありません。
要町駅近リカラダ整骨院では、シンスプリントでお悩みの方に対し、痛みの出ているすね周囲へのアプローチだけでなく、ふくらはぎや足裏の筋緊張、足首の関節可動域、足関節・膝・股関節の連動性、そしてフォームや姿勢のクセにまで目を向け、お身体の状態を総合的に整える施術を行っています。
院長の経験から ~部活動の大会を控えた高校生陸上部員~
高校の陸上部に所属し長距離走に取り組んでいる生徒さんから、「2ヶ月ほど前から走るたびにすねの内側が激しく痛むようになり、練習量を減らしても痛みが引かない。大事な大会が近いため諦めたくない」とのご相談をいただきました。
お身体の状態を確認させていただくと、脛骨(すねの骨)のポステロメディアル(後内側)のふちに沿って明らかな圧痛がみられ、ふくらはぎの深い位置にある筋肉(ヒラメ筋や後脛骨筋)が強く緊張していました。さらに足元の検査を行うと、土踏まず(足底アーチ)が落ち込みやすい偏平足傾向があり、走る着地のたびに足首が内側に倒れ込んですねにねじれの負担がかかる状態になっていました。
当院では、下腿部や足裏の筋肉のこわばりを丁寧に緩める徒手施術からスタートし、足首や足指のアライメントを整えるアプローチを実施しました。同時に、着地時の衝撃を適切に逃がすための足の使い方やセルフストレッチの方法も指導いたしました。
施術とフォーム指導を進める中で、「走った後の痛みの残り方が軽くなってきた」「着地時の響きが減って思い切り踏み込める」という変化があらわれ、徐々に練習の強度を上げることができました。無事に大会本番も走り切ることができ、現在も練習後のセルフケアを継続しながら元気に走られています。
ひとりで悩まないでくださいね
シンスプリントの痛みは、「休めば良くなる」「練習を休めないから我慢するしかない」と一人で抱え込んでしまいがちな症状です。しかし、根本的な原因である筋肉の硬さや足元のバランス、身体の使い方を放置したままでは、再発を繰り返してしまうことが多くあります。
「思い切りグラウンドを走りたい」「痛みを気にせず部活動や趣味のランニングを楽しみたい」「大会でベストパフォーマンスを発揮したい」——そのような思いを、すねの痛みのためにあきらめてほしくありません。
要町駅近リカラダ整骨院では、なぜその部位に負担が集中しているのかを丁寧にお聞きし、検査した上で、一人ひとりに最適な施術計画をご提案いたします。すねの痛みやランニング時の不調でお困りの方は、どうぞ遠慮なく当院にご相談ください。
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)で考えられる背景
■ 下腿深層筋(後脛骨筋・ヒラメ筋など)による骨膜への牽引ストレス
すねの骨(脛骨)の内側には、足首を動かしたり土踏まずを支えたりする後脛骨筋やヒラメ筋、長趾屈筋といった筋肉が密着して付着しています。ランニングやジャンプなどの繰り返し動作によってこれらの筋肉が疲労し硬くなると、骨を覆う「骨膜」が強く引っ張られ続け、炎症や痛みを引き起こすと考えられています。
■ 足底アーチの低下(偏平足・過回内/オーバープロネーション)
足の裏にあるアーチ構造が低下している方や、着地時に足首が内側に大きく倒れ込むクセ(過回内)がある方は、走るたびにすねの内側の筋肉が引き伸ばされ、牽引力がより強くかかってしまいます。足元の構造的なバランスの乱れが、症状の長期化に大きく関係しています。
■ トレーニング量の急激な増加や硬い路面での運動
シーズンの変わり目や合宿などで練習量・走行距離が急激に増えた場合や、アスファルトなどの硬いグランド・路面で走り続けることも原因となります。下腿の筋肉が衝撃を吸収しきれなくなり、ダイレクトにすねの骨膜へ負担が蓄積してしまいます。
■ クッション性の低下したシューズの使用
すり減ったランニングシューズや、自分の足の形に合っていないシューズを使い続けることで、着地時の衝撃がダイレクトに下肢へ伝わります。適切な履物を選べていないことが、症状を悪化させる一因となることがあります。
■ 股関節や膝関節の柔軟性低下による運動チェーンの乱れ
すねだけでなく、股関節や膝関節の動きが硬いと、走る動作全体のクッション性が低下します。骨盤や股関節で衝撃を吸収できない分、末端である下腿部に過度な負担が集中してしまう運動連鎖の乱れも考慮する必要があります。
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)でお悩みの方へ
― 医学的エビデンスに基づいた施術の考え方 ―
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント/medial tibial stress syndrome:MTSS)は、運動による下腿部への繰り返しのメカニカルストレスが原因とされています。重度の疲労骨折との鑑別や急性期の痛みのコントロールは医療機関における診察が重要となる一方、近年の学術文献や臨床研究では、下腿筋群や筋膜への徒手療法(マニュアルセラピー)や筋膜リリースが、痛みや運動耐性の向上に寄与することが示されています。
当院では、このようなエビデンスに基づき、医療機関の検査・指導を尊重しながら、下腿から足底にかけての筋・筋膜の緊張緩和と運動パターンの正常化を目指した徒手アプローチを提供しています。
■ 下腿部への徒手アプローチや筋膜リリースは、シンスプリントにどう関わるのか?
シンスプリントに対する徒手療法や筋膜アプローチの効果については、学術誌や専門データベースにて様々な研究報告が行われています。
① 筋膜歪曲モデル(FDM)による徒手技術のシンスプリント改善効果を検証した研究
Treatment of Medial Tibial Stress Syndrome according to the Fascial Distortion Model
掲載誌(発行年)・著者:The Scientific World Journal(2014)/Schulze C, et al./症例対照研究/エビデンスレベルIII
論文リンク:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4212583/
下腿の筋膜の歪みや癒着に対して標的をしぼった徒手技術を施すことで、痛みのスコア(VAS)が大きく減少(5.2から1.1へ改善)し、運動耐性が著しく向上したことが報告されています。下腿筋膜への手技介入が、痛みの軽減と早期の運動復帰に非常に有効であることを示唆する知見です。
② シンスプリント患者における筋膜リリース技術(MFR)等の効果に関する文献レビュー
Shin Splint: A Review
掲載誌(発行年)・著者:Cureus(2023)/Bhusari N, Deshmukh M./ナラティブレビュー/エビデンスレベルV
論文リンク:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36819450/
シンスプリントの発症メカニズムや各種ストレッチ・筋膜リリース(MFR)手技の有用性を網羅的にまとめたレビューです。下腿三頭筋や足関節周囲の筋緊張緩和とアライメントの調整を組み合わされた徒手アプローチが、過剰な骨膜牽引の防止に有効であると述べられています。
③ シンスプリント(MTSS)に対する保存的療法に関するシステマティックレビュー
Treatment of Medial Tibial Stress Syndrome: A Systematic Review
掲載誌(発行年)・著者:Sports Medicine(2013)/Winters M, et al./システマティックレビュー/エビデンスレベルI
論文リンク:https://link.springer.com/article/10.1007/s40279-013-0087-0
シンスプリントに対する各種保存療法の効果を包括的に検証したシステマティックレビューです。単一の刺激のみならず、負荷管理(運動調整)と下腿・足底への手技・ストレッチ療法などの多角的なアプローチを組み合わせることが回復過程において重要であると考察されています。
■ なぜ下腿部への徒手アプローチが症状の緩和に役立つのか?
シンスプリントによる痛みの背景には、単なる使いすぎだけでなく、以下のような解剖学的・バイオメカニクス的な要因が深く関係しています。
- 下腿深層筋(後脛骨筋・ヒラメ筋等)のこわばりによる骨膜牽引の増大
- 過回内(オーバープロネーション)や扁平足による足部アーチの崩れ
- 練習量の増加や硬い路面による下腿部への不均衡な衝撃負荷
- 股関節・膝関節の可動域制限による衝撃吸収能力の低下
徒手アプローチによって下腿部や足裏の筋・筋膜の柔軟性を回復させることは、脛骨骨膜にかかる持続的な牽引力(ひっぱり)を直接的に軽減することにつながります。また、足首や足指の動きを整えることで衝撃吸収力を高め、症状が良くなりやすい身体の環境を作り出します。
■ 当院の施術の特徴
- 後脛骨筋やヒラメ筋など下腿深層筋・筋膜への丁寧な徒手アプローチ
- 足関節および足底アーチのアライメント(構造バランス)の整復・調整
- 股関節や膝関節を含めた下肢全体の運動連鎖(衝撃吸収動作)の改善
- セルフストレッチ指導およびフォーム・シューズ選びに関する総合的アドバイス
■ 医療機関での診察と併せて、適切な身体ケアを
すねの痛みが非常に強い場合や、安静時にも痛む場合は、疲労骨折の可能性もあるため整形外科等の医療機関での画像検査を受けることが先決です。その上で、下腿の筋肉のこわばりを取り除き、負担のかかりにくい身体の使い方を身につけることは、復帰や再発予防のために非常に価値があります。「試合に間に合わせたい」「走ると痛む状態から抜け出したい」とお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
- シンスプリントの確定診断や疲労骨折との鑑別は医療機関での対応が基本となる
- 徒手療法や筋膜アプローチは、下腿筋の牽引力を抑え痛みの軽減や運動耐性の回復に役立つ
- 下腿部への手技+足元のアライメント調整・運動負荷管理の併用が再発予防に非常に効果的
すねの痛みを気にせず全力でスポーツや日常を楽しみたい方は、要町駅近リカラダ整骨院までご相談ください。
