小胸筋症候群(過外転症候群)

こんな症状でお困りではありませんか?

腕・手・指がしびれる(とくに小指側・薬指側)
腕を上げたとき・後ろに引いたときにしびれや痛みが出る
肩から腕にかけてだるさや重さが続く
長時間パソコンを使っていると手や腕がしびれてくる
「胸郭出口症候群」と言われたが、なかなか良くならない

「腕のしびれ」と聞くと首のヘルニアを思い浮かべる方が多いですが、首に異常がなくても腕はしびれることがあります。その原因のひとつが、小胸筋症候群(過外転症候群)です。

鎖骨の下から腕へと走る神経・血管の束が、胸の小さな筋肉「小胸筋」の下で圧迫・引っ張られることで、腕・手・指のしびれやだるさが引き起こされます。猫背・巻き肩といった姿勢の崩れがある方に多く見られる症状で、デスクワーカーやスマホをよく使う方に発症しやすい傾向があります。

院長の経験から

20代の女性のお話です。「半年くらい前から右手の小指と薬指がしびれるようになった。整形外科でMRIを撮ったが頸椎には異常なし。胸郭出口症候群の疑いとのことだったが、それ以上の対処法を教えてもらえず、症状は続いている」とのことでご来院されました。

姿勢を拝見すると、かなり強い巻き肩・猫背で、右の小胸筋を確認するとかなり硬く、押さえると症状と似た感覚が再現されました。腕を外側に広げながら上げる動き(外転)でもしびれが誘発されることから、小胸筋による神経・血管の圧迫が原因と考えられました。

小胸筋のこわばりを緩めることと、巻き肩・猫背の改善を中心に施術を進めたところ、4回ほどの施術でしびれがほぼ気にならなくなりました。「MRIで異常なしと言われてどうしたらいいか分からなかった。小指と薬指の異常がまさか胸の問題だとは思わなかった」と喜んでいただけました。「異常なし」と言われてもしびれが続いている方は、ぜひご相談ください。

ひとりで悩まないでくださいね

小胸筋症候群はMRIやX線の画像検査に映らないことが多いため、「どこも悪くない」と言われて途方に暮れている方が少なくありません。しかし、しびれやだるさは確実に生活の質を下げます。放っておくと血のめぐりの悪さが慢性化し、腕の冷え・握力の低下へと発展することもあります。

姿勢の改善・小胸筋へのアプローチ・日常生活における身体の使い方の見直しで、症状の改善が期待できます。「しびれは整骨院で診てもらえるの?」と疑問に思っている方も、まずお気軽にご相談ください。

早め早めの対処が回復の近道です。要町駅近リカラダ整骨院は「そのうち良くなるだろう」と思って過ごした時間の分だけお体にも心にも負担が積み重なってしまうと考えます。自己判断せずに、できるだけ早くご相談くださいね。

小胸筋症候群の主な原因

■巻き肩・猫背による小胸筋の慢性的な緊張
肩が前に丸まった状態(巻き肩・猫背)が続くと、小胸筋は常に縮んだ状態になり、やがて硬くこわばってゆきます。硬くなった小胸筋がその下を通る神経・血管を圧迫することで、腕のしびれやだるさが起きます。

■長時間のデスクワーク・スマホ操作
前かがみで腕を前に出し続ける姿勢が長時間続くと、巻き肩・猫背が進行します。1日の大半をこの姿勢で過ごすデスクワーカーは、小胸筋症候群を発症しやすい環境にあると言えます。

■なで肩・肩甲骨が下がっている方
もともとなで肩の方や、肩甲骨が下に落ちやすい体型の方は、神経・血管が常に引き伸ばされた状態になりやすく、症状が出やすい傾向があります。

■胸郭出口症候群との関係
「胸郭出口症候群」とは、首から腕にかけての神経・血管が圧迫されて起こる症状の総称です。圧迫される場所によって「斜角筋症候群」「肋鎖症候群」そして今回の「小胸筋症候群(過外転症候群)」と呼ばれるタイプがあります。同じ腕のしびれでも、どこで圧迫が起きているかによって施術のアプローチが変わります。当院では問診と可動域検査・姿勢検査をしっかり行い、原因となっている場所を絞り込んだ上で施術を行っています。